無線LANただ乗りの予防と対処策

通信サービスが普及している事もあり、日本は世界でも有数のインターネット大国です。しかしインターネット回線の契約数が増えた事によって、新たな社会問題が顕在化しています。それは無線LANにただ乗りして無料でインターネットを利用する人が登場しているのです。

デフォルトのインターネット回線サービスは有線式ですが、無線ルータを設置する事で無線回線に対応している機器に接続出来るようになります。しかし無線回線の有効範囲は比較的広いため、近隣の家屋からでも回線を利用出来る場合があるのです。他の家から無線LANにただ乗りしようとする理由は、回線サービスの契約を結びたくないからだと言われています。契約すると毎月数千円を徴収されるようになるので、可能なら払いたくないと考えているのです。

しかしただ乗りされている家庭のインターネット回線は、通信量が増加して回線が混雑してしまいます。それは正しい手順を踏んで回線サービスを利用している者からすれば許せない事です。だから問題を回避するために予防策を講じる事が推奨されています。それは無線ルータにパスワード設定する事です。無線通信の欠点を理解しているメーカーは対処策となる機能を備えています。

それが活用されないケースがあるのは、デフォルト設定で満足しているユーザーが少なからず存在するからです。デフォルトの設定状態だとマニュアルを見るだけで、セキュリティを突破する事が出来てしまいます。それでは予防策が機能している状態とは言えません。無線ルータのセキュリティ機能を用いるためには、簡単に突破されないIDとパスワードを入力する事が最適な手段です。

このやり方を採用するのはインターネット回線の契約者のためだけではありません。回線サービスを提供している業者にとってもプラスになります。他人の家の無線LANを無断で拝借している人は、インターネットを利用したいと考えているにも関わらず料金を支払っていない状態です。つまり回線サービスの提供業者は回収出来るはずの売上を得ていない事になります。

セキュリティに対する意識が希薄だった家庭が対処策を実行すれば、回線サービスの業者は収益が増加する可能性が生じるのです。業者の利益が増す事は利用者にとって大きなメリットがあります。サービスの提供によって安定した利益を得られれば、回線サービスを充実させようと考えるからです。つまり無線LANただ乗りを予防する事は、サービスの質の向上という形でユーザーに還元されます。